私は最近、断捨離をしてストレス発散をしている。
この2ヶ月、ちまちまといらない本や服を売ったり捨てたりしてきた。
今日もその一環で、使わない服と靴と雑貨を売りに行ったのだ。
服を10着、靴を3足、新品のコップが3つだ。
パンパンのバッグを両手にぶらさげて玄関を出ると、こんな日に限って外は嵐なのである。
2つのバッグを左手に寄せて、風でぐらぐらと煽られる傘を右手で持つ。
暴れる傘を抑える右手がフェンシングしてるみたいだなと思った。フェンシングはしたことはないけど。
なんとかブックオフまでたどり着き、査定カウンターへ。査定待ちで10分ほど店内をウロウロした。
前回本を15冊ほど売った時は1300円くらいになったので、今回もそのくらいにはなるかなぁ。どうだろう。
なんだかソワソワする。
査定金額が発表される時って少し緊張感があるしドキドキするのだ。
精算カウンターに行き、店員さんに控えを渡す。
さぁ、いよいよ査定金額の発表だ。
店員さんが手際良く「買い取り金額はこちらになりますがよろしいでしょうか?」とタブレット端末を見せてきた。
315円。
さ、315円?
たいした金額にはならないと思ってたけど、流石に安すぎる。服も靴もたくさん持ってきたし、重かったし。
でも315円で渋っていると思われたくないので、すかさず「はい、大丈夫です。」と答える。
このプチショックな感情の行き場がない。
「えーーー!??安ーー!!そっかぁー、まぁそういうものか!しょうがないか!」とか気軽に言いたいのに。
もっと楽しい演出があればいいのだ。
査定金額発表のときに楽しい演出があったら、低い金額でも凹まないと思う。
たとえば、予想金額を聞かれるお宝鑑定団スタイルとさいいんじゃないかな。
「売ったお金で何をしたいですか?」とか聞いてくれてさ、「帰りにアイス買いますー」とか言って。
クイズっぽくなるし、かなり低くても思いっきり悔しがれるからいい。
「600円くらいですかね?」と言ったら、店員さんが「いやぁー😂どうでしょうかね〜😂!」って、(あ、もしかしてかなり低いのかな)と察するワンクッションを入れてくれるのもいいね。
あとはピタリ賞を狙うスタイルもいい。
期待はずれの315円でもぴったり当てられたらなんだかうれしいからね。
そんな感じでどうでしょう、世の中の買取企業さん。
よろしく。